僕は二つの世界に住んでいる

現代社会と科学の空白に迷い込んだ人物を辿るブログ。故人の墓碑銘となれば幸いです。

都庁小包爆破事件

「麻原尊師をどう思う?」

この言葉は、1996(平成8)年11月13日の中川智正公判において、被告である中川智正さんが、証人出廷してきた共犯者・魚崎仁に直接尋ねたものです。(「毎日新聞」1996年12月10日大阪朝刊) 魚崎仁は、灘高校から東大医学部を経て医師となり、その後オウム真…

どうして捕まえてくれなかったのでしょう。都庁の職員の指が飛ばされる前に

この言葉は1996年5月21日の中川智正第五回公判にて、 中川さん自身が「事件全体について、二点述べたい」と珍しく意見陳述をしたなかの 言葉です。 調書では「テロ」という言葉が出てくるが、その意識は仲間うちにはなかった。 逮捕されてから分かったことだ…